着物丸洗いとは
着物のお手入れとしてよく知られているのが「丸洗い」です。
丸洗いは着物を解かずにそのままクリーニングする方法で、着物全体の汚れや軽い皮脂汚れなどを落とすことができます。
着物を着用した後のお手入れとして、丸洗いを利用される方も多いと思います。
しかし、すべての汚れが丸洗いで落ちるわけではありません。
着物についた汚れの種類によっては、丸洗いだけでは落ちない場合があります。
そのような場合には、しみ抜きや汗抜きなどの処理が必要になることがあります。
丸洗いで落ちない汚れ
着物につく汚れにはさまざまな種類があります。
その中には、丸洗いだけでは落ちないものもあります。
代表的なものとして次のような汚れがあります。
- 汗ジミ
- ファンデーションなどの化粧品汚れ
- 食べこぼし
- 血液のシミ
- 古いシミ
- カビ
これらの汚れは、水や専用の薬品を使ったしみ抜き処理が必要になることがあります。
汗ジミは丸洗いでは落ちない?
着物の汚れの中でも多いのが「汗ジミ」です。
着物を着ると、衿や脇、背中などに汗が付きやすくなります。
この汗が乾くと、時間が経ってからシミとして出てくることがあります。
汗は水溶性の汚れのため、丸洗いだけでは十分に落ちない場合があります。
汗ジミを落とす場合は
- 汗抜き
- 水を使ったしみ抜き
などの処理を行うことがあります。
着用後に汗をかいた場合は、早めのお手入れがおすすめです。
ファンデーション汚れ
着物でよく見られる汚れの一つが、衿につくファンデーションです。
着物を着る際に衿元に化粧品が付いてしまうことがあります。
ファンデーションには油分が含まれているため、丸洗いだけでは落ちない場合があります。
このような場合は、しみ抜き処理を行うことで改善できることがあります。
食べこぼしのシミ
食事の際に着物に食べこぼしが付いてしまうこともあります。
例えば
- 醤油
- ソース
- 油
- 飲み物
などの汚れです。
これらの汚れは種類によって処理方法が異なります。
丸洗いだけでは落ちない場合もあり、しみ抜きが必要になることがあります。
古いシミ
着物の相談で多いのが「古いシミ」です。
例えば
- 以前着たときの汚れ
- 長期間保管していた着物
- 気づかないうちにできたシミ
などがあります。
古いシミは時間が経っているため、丸洗いだけでは落ちない場合があります。
しみ抜きで改善できることもありますが、シミの状態によっては完全に落とせないこともあります。
そのため、シミに気付いたら早めの対処がおすすめです。
着物のカビ
着物を長期間保管していると、湿気によってカビが発生することがあります。
特に次のような条件でカビが生えやすくなります。
- 湿気の多い場所で保管している
- 着用後のお手入れをしていない
- 長期間たとう紙のまま保管している
カビは丸洗いだけでは落ちないことが多く、カビ取りやしみ抜きなどの処理が必要になることがあります。
丸洗いとしみ抜きの違い
丸洗いとしみ抜きは、作業内容が異なります。
丸洗い
→ 着物全体の軽い汚れを落とす
しみ抜き
→ シミの部分を処理する
汗抜き
→ 水を使って汗を落とす
着物の状態によって、これらの作業を組み合わせて行うことがあります。
着物のお手入れのタイミング
着物は着用後にお手入れをしておくと、シミやカビの予防になります。
例えば
- 汗をかいた場合
- 食事をした場合
- 長期間保管する前
などのタイミングで丸洗いや汗抜きを行う方も多くいらっしゃいます。
着物のシミでお困りの方へ
着物の汚れは種類によって処理方法が異なります。
- 着物しみ抜き
- 着物丸洗い
- 着物汗抜き
- 着物カビ取り
など、お手入れのご相談を承っています。
LINEで写真を送っていただければ、着物の状態を確認いたします。
着物お手入れ相談
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